中国 北京

ワイアレスTVは夢物語ではない

 最近、TVに関する一つの新しい特許が公開され、サムスンが今、ワイヤレスTVを研発していることが判明したが、実は、この技術はサムスンのTVワイヤに関する初めての発想ではない。この前発表されたサムスンQ9Fは、壁掛け式TVの美観及び清潔度を保つために、外部の電源線、HDMI線を纏め、「ALL IN ONE」のデザインを実現した。ただ一つの線で連接し、且つTVの背後に隠すことができる。たとえサムスンのQ9Fが他のTV製品を超えたとしても、サムスンが壁掛け式TVの美観及び清潔度をアップさせるための新技術を持続的に探究することを阻止することはできない。

 

フェアスカイ視点

  これは韓国と日本のメーカーが生活の細部にこだわるもう一つの具現である。先端技術分野の他、数多くの価値ある製品は生活の細部から生まれる。ここ数年、中国は研究開発に力を入れ、イノベーションで経済を動かすことに成果を出している(例えば、高速鉄道分野、5Gデジタル通信分野、人工知能分野など)が、先端技術以外の分野でも、日本や韓国から学ぶことが必要である。製品の細部から、またユーザーの体験に基づく要望から、製品化とサービスを極限までやっていくことを目的とするようになれば、高価値の特許を発掘することができよう。同時に、「Made in China」のイメージや顧客の認知度の向上にも繋がるであろう。

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