中国 北京

国務院;「2023年知的財産権強国建設要綱」と「第14次5ヵ年計画実施推進計画」を発表

中国共産党中央委員会と国務院が発表した「知的財産権強国建設要綱(2021-2035年)」(以下「要綱」という)と国務院が発表した「第14次5ヵ年計画」(以下「計画」という)は、知的財産権強国戦略を深く実施し、知的財産権強国の建設を加速し、主要な課題と作業を明確にしている。2023年度の重点課題と活動施策を明確にし、本計画を制定する。

1、知的財産制度の改善

(1)知的財産法規・ルールの整備

「中華人民共和国特許法実施細則」の改正の完成を促進し、「中華人民共和国商標法」「中華人民共和国商標法実施細則」の改正を推進する。「団体商標、認証マーク登録と管理方法」の改正を推進する。「特許審査ガイドライン」の適応改訂を完了する。知的財産権の基礎的な法律研究の実証を推進する。集積回路レイアウト設計制度の改正の関する調査・研究実証の展開を加速させる。(国家知識産権局担当)

(2)知的財産権に関する主要政策の改革、改善

(3)新興分野・特定分野における知財ルールの整備

2、知的財産保護の強化

(1)知的財産権の司法的保護の強化

(2)知的財産権の行政保護を強化する

知的財産権の税関保護を全面的に強化する「竜騰行動2023」、配送ルートにおける知的財産権の税関保護を目的とした「藍網行動2023」、輸出輸送貨物に関する知的財産権の税関保護を目的とした「純網行動2023」などの特定行動を組織し、輸出入段階で権利侵害事件を厳しく調査、処理する。知的財産権の税関保護のインテリジェントな構築を推進し、知的財産権の税関保護のための法執行システムと申告システムを改善し、知的財産権の税関保護のための申告プロセスを最適化する。(税関総署担当)

(3)知的財産権の共同保護のパターンの改善

3、知的財産市場の運営メカニズムの改善

(1)知財創造の質の向上

(2)知的財産権の総合的活用の強化

(3)市場志向の知的財産権の運用の推進

知的財産権担保融資モデルの整備を推進し、知的財産権担保融資に対する支援を着実かつ慎重に拡大する。パイロット銀行に知的財産権の内部評価モデルの探索を指導する。知的財産権に関する担保登録情報の一元照会を推進する。(中央宣伝部、中国人民銀行、金融監督管理総局、国家知識産権局が役割分担に応じて担当)

4、知的財産公共サービスのレベル向上

(1)知的財産公共サービスの供給強化

国家知的財産権保護情報プラットフォームの構築を加速する。「国家知識産権局のデータ資源管理弁法」を改正し、「知的財産権データ資源ディレクトリ」を公開し、より多くの知的財産データのオープン共有化を推進する。知的財産権に関する特定テーマデータベースのバッチを構築、開放する。関係国・地域・団体と知的財産データ交換を展開する。(国家知識産権局担当)

(2)知的財産公共サービスの効率化

5、良好な知的財産の人文的および社会的環境を創造する

(1)知的財産権の文化的理念を積極的に提唱する

(2)知的財産権発展のための基盤の強化

6、グローバルな知的財産ガバナンスに深く関与

7、組織のセキュリティを強化する

 

原文URL:

https://www.gov.cn/xinwen/2022-01/05/content_5666493.htm

出所:中央人民政府网

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