中国 北京

最高人民法院:人民法院による種子産業における知的財産権の司法保護に関する典型的な判例(第4弾)を発表

モデル判例の指導作用を十分に発揮するため、種子産業における知的財産権の保護を強化し、高水準の司法による種子産業の革新と質の高い発展を促進し、種子産業の振興を加速し、国家の食糧安全を保障し、強力な司法サービスと保証をよりよく提供するため、最高人民法院は過去1年間の全国の裁判所で結審した訴訟の中から、種子産業における知的財産権の司法保護に関する典型的な判例15件(第4弾)を選出し、公表した。

モデル判例15件は、以下のとおり。

1、“呉山絹苗”稲植物新品種実施許諾契約、侵害の2件:某農業高科技股份有限公司と安徽某種業股份有限公司間の植物新品種権実施許諾契約、植物新品種権侵害紛争の2件

2、“丹玉405号”トウモロコシ植物新品種侵害事件:遼寧某種業科技公司と凌海某種業科技公司、青島某農技公司間の植物新品種権侵害紛争

3、“オードリー”唐辛子植物新品種侵害事件:某種苗北京公司と赤峰某農業科技公司、盘山県某農資販売店間の植物新品種権侵害紛争

4、“菏豆33号”大豆植物新品種侵害事件:山東某種業科技公司と河南某種業公司、舞鋼某農業科技公司、永城市某農貿销售部間の植物新品種権侵害紛争

5、“利合328”トウモロコシ植物新品種侵害事件:恒基利某種業公司と内蒙古瑞某種業公司、翁牛特旗某種子門市間の植物新品種権侵害紛争

6、“登海605”トウモロコシ植物新品種侵害事件:山東某種業股份有限公司と河南某農業科技有限公司、劉某堂間の植物新品種権侵害紛争

7、“万糯2000”トウモロコシ植物新品種侵害事件:河北某種業有限公司と安某成間の植物新品種権侵害紛争

8、“遠科105”トウモロコシ植物新品種侵害事件:三某種業公司と新疆九某農業発展公司などの間の植物新品種権侵害紛争

9、“先玉335”トウモロコシ植物新品種侵害事件: 敦煌某良種公司と吉林某種業公司、樺甸某農資商店間の植物新品種権侵害紛争

10、“中科発5号”稲植物新品種侵害事件:五常某種業公司と前郭県某種業公司、前郭県某農資商店間の植物新品種権侵害紛争

11、“博洋9”メロン植物新品種侵害事件:天津某種業公司と壽光市某種苗公司、劉某勝間の植物新品種一時保護期間中の使用料に関する紛争及び植物新品種権侵害紛争

12、“澳甜糯75”トウモロコシ植物新品種侵害事件:天津市某澳種子有限公司と重慶優某升農業発展有限公司、南京某田種業有限公司、合川区某輝農資経営部間の植物新品種権侵害紛争

13、“済麦22”小麦植物新品種契約紛争事件:山東某良種有限公司と聊城某種業有限公司間の植物新品種実施許諾契約紛争

14、“農麦168”小麦植物新品種認可事件:江蘇神某種業科技公司と農業農村部植物新品種覆審委員会間の植物新品種申請の拒絶査定不服審判行政紛争

15、“沃玉3号”トウモロコシ品種親株営業秘密侵害紛争

 

原文URL:

https://www.chinacourt.org/article/detail/2024/03/id/7850738.shtml

掲載日:2024年3月17日

出所:人民法院新聞

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