中国 北京

国家知識産権局、「知的財産権、この10年」特別記者会見を開催

10月9日、国家知識産権局は「知的財産権、この10年」の特別記者会見及び国家知識産権局の10月定例記者会見を開催し、会見では、この10年間の中国知的財産権の各分野の成果を総括した。

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特許について

・2022年9月現在、高価値発明特許の審査期間は13カ月、発明特許の平均審査期間は16.5カ月、商標登録の平均審査期間は4カ月と、安定している。

・2012年から2021年まで、国家知識産権局は累計395.3万件の特許を授権したが、年平均13.8%増加し、累計登録商標は3556.3万件、年平均25.5%増加した。

国際面について

・世界知的所有権機関が最新発表した「グローバルイノベーション指数報告」における中国の順位は、2012年の34位から2022年では11位に上昇し、10年連続で着実に上昇し、中高所得経済国、地域のトップに立った。

・2022年のBrand Financeにおいて、世界で最も価値のあるブランド500社のうち、中国は84社を占め、2012年より52社増加し、総価値は1兆6000億ドルに達した。

知財権の転化について

知的財産権評価システムの健全化を推進し、特許評価国家基準を制定し、知的財産権取引価格発見メカニズムの形成を促進した。2021年、全国の特許譲渡許可回数は42.2万回で、2012年の4.8倍であった。

その中では、新エネルギー自動車、デジタルクリエイティブ、ハイエンド装備製造などの戦略的新興産業が特に活発で、特許譲渡許可回数は、それぞれ10年前の10.1倍、9.7倍、6.5倍であった。

金融面について

・連合財政部は20の知的財産権運営基金の設立を支持し、証券監督管理委員会と上海・深セン両地取引所は67の知的財産権証券化製品の発行を成功裏に指導した。

・10年間で、特許商標担保融資規模は1兆3000億人民元に達した。

このうち、2021年の担保融資額は3098億人民元に達し、2012年の8.7倍、サービス企業の数は10年前の10.6倍となった。

 

出所:国家知識産権局

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